力加減のこだわり
「力を抜いて」と言われなくても受けられる施術
ひまりに来られるお客様から、
「今まで行っていたところでは、よく“力抜いてください”って言われてました」
と聞くことがあります。
痛いのを我慢していると、無意識に身体に力が入ってしまいますよね。
私自身も、痛すぎる施術は苦手です。
「次、痛いかも」と思うだけで、身体が身構えてしまいます。
だからこそ、目指しているのは**「痛いけれど我慢する施術」ではなく、「気持ちいい、効いてる」が勝つ力加減**。
お客様からも、
「今までのところは、かなり痛いのを我慢していました」
「“効いてる!”と感じるところまで押してくれるけど、そこからさらに強くされないのがいい」
と言っていただくことがあります。
場所やその日の状態によって、多少痛みを感じることはあります。
それでも、
「もう少し強くしたらキツいかも」
という一歩手前で止める。
痛みに耐えるのではなく、気持ちよさを感じながら受けられることを大切にしています。
指先で一点を強く押すだけでなく、手のひらや腕など広い面を使って、じんわりゆっくり圧をかけることも多くあります。
そんな中、最近SNSで「C触覚線維(C-tactile afferents)」という言葉を初めて知りました。
調べてみると、皮膚にある神経線維の一つで、心地よいゆっくりした触れ方と、心地よさや情動との関係が研究されています。
「普段大切にしている、心地よい触れ方にもこうした研究があるんだ」と、興味深く感じました。
もちろん、C触覚線維について知ったからといって、それだけで施術の効果が説明できるわけではありません。
でも、身体には「強さ」だけではなく、心地よい触れられ方を受け取る仕組みもあるんですね。
「痛いから我慢する」のではなく、安心してゆったり受けられる。
「力を抜いてください」と言われなくても、自然と力を抜いて過ごせる。
そんな“ちょうどいい刺激”を、その日の身体に合わせて大切にしています。
